『日暮硯』

日暮硯 (岩波文庫)

日暮硯 (岩波文庫)

江戸中期,信州松代藩の財政が窮乏におちいったときに,藩主,真田幸弘は,当時40歳の家老恩田木公に藩財政の立て直しをまかせる.木公は,正直・信頼・思いやりを大切にする一方,不正には厳しくあたり,財政の再建に成功したと書かれる.しかし,解説によれば,現実は必ずしも『日暮硯』の通りではなく,作者による理想化がされているとのこと.

読んだけど…….