DIC 川村記念美術館
千葉県佐倉市のDIC 川村記念美術館に行きました.2016-01-04 の本『まなざしのレッスン 2西洋近現代絵画 (Liberal Arts)』で,川村記念美術館にマーク・ロスコの絵だけを飾ってあるロスコ・ルームがあることを知って,一度見に行きたいと思っていました.
JR 佐倉駅からバスにのって,田や畑の中を通って約20分です.バスからの風景の1枚と,(館内は写真をとっては駄目なので)美術館の外から撮った1枚を貼ります.美術館のまわりには池もあって,鴨が泳いでいました.
ロスコ・ルームには,赤と茶色を基調とした(といってもオレンジ色や黒なども入って複雑なのですが)大きな絵が飾られています.赤色は刺激を与えるような色だと思うので,静謐という感じは(私は)なりませんでした.でも,良かったです.
川村記念美術館には,他にもいろいろな作品が展示されていました.橋本関雪の「木欄」や「琵琶行」,「秋桜老猿」が特に印象的でした.関雪の名前はずいぶん前から知っていたのですが(ずいぶん前に,白沙村荘だったと思うのですが,離れみたいなところでのお食事会に誘って頂いたことがあります),関雪がどういう画家なのか知りませんでした.関雪の絵をしっかり見たのは今回が初めてな気がします.
北京
北京に1週間ほど滞在する.北京には初めて.中国に来るのは5回目だと思うのだけど,これまで行ったのは,上海に2回,天津に2回だった.
北京はスモッグがひどいかと思っていたけど,そうでもなかった.上海,天津ともに大都市だけど,北京はさらにスケールの大きい都市であるという印象を受けた(道路の幅も広いのと,巨大な歴史的建造物があちこちにあるからかな).写真は天安門広場.
7年前くらい前の(天津に行ったときに買った)ガイドブックの地下鉄の路線図と比べると,今は,地下鉄の線が増えている.コンビニでの買い物でも,スマートフォンをかざして(WeChat というアプリで)電子決済している人も多かった.日本でも,こんな感じの電子決済が多くなると,手数料を収入にしている銀行は大変だろうなと思った.
数時間の隙間を利用して,魯迅博物館に大急ぎで出かけた(ずっと前に,上海に行ったときには上海の魯迅記念館に出かけた).魯迅は好きな作家で,私が大学生だったときに著作をいろいろと読んだ.博物館には,魯迅の日本留学時代の資料もあったり,博物館の隣には魯迅が北京時代に住んだ家もあったりと満足.
中満泉『危機の現場に立つ』
- 作者: 中満泉
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/07/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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2017年の3月に,国連開発計画(UNDP)の危機対応局長から,国連の軍縮担当上級代表(事務次長)になられた中満泉氏の本です.
最近,趣味の本をよむ時間がめっきり減っています.あとで感想を書きたいと思っています.
コロンビア
コロンビアのボゴタに10日間ほど滞在した.コロンビアへは初めて.南米へは 2008年2月 のチリ以来の2回目.ボゴタは,標高2600メートルにある都市なので,高地トレーニングができました;ー)
滞在する前は,治安がどうなのかなと思っていたけど,滞在した付近は危険な感じはしなかった.時間の合間に,モンセラートの丘を訪れた.写真は,モンセラートの丘からみたボゴタの都市.
モンセラートの丘の修道院には黒いマリア像が置いてあった.そういえば,この日記を書き始める2016年よりも前にバルセロナに少し滞在していたことがあって(プロフィールの写真はそのときに撮ったものです),そのときにバロセロナ郊外のモンセラートにも行った.そこの黒いマリア像が有名なもので,ボゴタのものはそこから(レプリカ?を)頂いたもののようだ.